ナレッジマネジメント事例集―知を活かす10の経営システム (ニュー人事シリーズ)
- 作者: 日経連出版部
- 出版社/メーカー: 日本経団連出版
- 発売日: 2001/09
- メディア: 単行本
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各社の事例は次のとおり。
富士ゼロックス: ナレッジダイナミクス
スカンディア生命保険: 知的資本経営
アサヒビール: 営業情報玉手箱
日本ヒューレット・パッカード: ナレッジマネジメント・システム
エーザイ: グローバルhhc活動
アンダーセン: ナレッジスペース
ライオン: 相談情報管理
カルビー: 鮮度管理
日立製作所: 経営幹部教育
電通: 知識経営
富士ゼロックス: ナレッジダイナミクス
人材開発部門が仕掛けた全社活動の「バーチャル・ハリウッド」、設計部門の「全員設計構想」、営業部門の「ナレッジ・シェアリングセンター」や「何でも相談センター」など、すべてのナレッジ・イニシアティブには、想いを抱いた仕掛け人の一人ひとりの顔が見える。これらのイニシアティブには、「知はマネージするものではない、マネージングすべきは、人々が新たな知を変換する生き生きとした環境を創ることである。」という共通の考え方が存在している。
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アメリカの先進的な実践事例では、ナレッジマネジメントの焦点は情報検索を中心としたセルフサービス型ツールという狭義なとらえ方を脱して、知識や想いをもつ者同士を自発的につなぎ合わせるコミュニティ型のプラットフォームへと移ってきている。バーチャル・ハリウッドは明らかに、このようなナレッジ・コミュニティを次々に生み出すコミュニティ・プラットフォームのひとつとなってきている。