Web動画配信のしくみがわかる

Web動画配信のしくみがわかる

Web動画配信のしくみがわかる

オンデマンド配信とリアルタイム配信

オンデマンド配信:あらかじめ動画ファイルを作成し、それをサーバにアップロードしておく
リアルタイム配信:撮った分だけ順次ストリーミング配信用のデータにしてライブ配信する

ストリーミング配信される動画のクオリティの目安

ビットレート:1秒間に何ビットのデータを転送できるか、を表す通信速度の単位。bps=bits per second

フレームレート:1秒間に何枚の静止画を表示するかを表す単位。fps=frame per second

動画配信のおおまかな流れ

1. 配信した動画ファイルを作る
 ・カメラからパソコンへ動画を取り込む
 ・編集する
 ・保存する
   動画配信用ファイルに変換するソフトに対応していること。AVI形式、QuickTime形式
 ・ストリーミング配信用の形式に変換する(エンコード
2. サーバにアップロードし公開する
 ■ポップアップ形式
   ブラウザソフトの画面の中で動画が再生されるのではなく、別の再生ソフトが起動してその画面の中で再生される形式
  ・メタファイル(動画ファイルのURLが書かれたテキストファイル)の作成
    Webページ→メタファイル→動画ファイル というルートでリンクする。メタファイルを通さず直接動画ファイルにリンクすると一度動画をファイルをすべてダウンロードしてから再生が始まってしまう
  ・Webページからリンクする
    "< a href="メタファイル名">動画ファイル< /a >"
  ・メタファイルのURL通りにアプロードする
    動画ファイルは「バイナリ(Binary)モード」、メタファイルとHTMLファイルは「ASCIIモード」(テキストモード)でアップロードする
  ・MINEタイプ
    こういう種類のファイルがこういう拡張子になっているという情報のこと。Webサーバソフトはファイルを送るとき、MINEタイプの情報もあわせて送っている。
 ■エンベット形式
   ブラウザソフトの画面の中で動画が再生される形式