子育てハッピーアドバイス2

子育てで”これだけは忘れてはならない”ということは?

どんな場合でもこれだけはいけないということは、子どもを、自分の持ち物のように思わない、ということだと思います。
こどもといっても、一人の、人格を持った人間です。ここから、子どもの気持ちを尊重し、子どもなりの生き方を大切にするという姿勢が生まれてくると思います。

うちの子は、「言えば言うほど、逆効果」になってしまいます。どうしてでしょうか?

私たちが生きていくうえで、いちばん大切なことは、「自己評価」「自己肯定感」といわれるものを持つことです。
私は存在価値があるんだ、
大切な人間なんだ、
生きていていいんだ、
という気持ちです。

この心の土台が、私たちに築かれるのが、年齢でいうと、だいたい0〜3歳くらいといわれています。

この気持ちを土台にして、次に可能になるのが、「しつけ」「生活習慣」といわれるものです。

これが、身につくのが、だいたい4歳から6歳といわれています。

さらに、この自己評価、しつけを土台にして、初めて可能になるのが、「勉強」です。
これが、だいたい7歳からです。
・・・・・
ところが、現在、いろんな気にかかる行動や症状を示す子どもを見ていると、その前提となっている「自己評価」の部分が、しっかりできていない、あるいはボロボロに傷ついている、という子どもが少なくないのです。