伊坂幸太郎の本屋大賞受賞作「ゴールデンスランバー」を図書館に予約した。伊坂作品で書棚にあったこの作品をまず読んでみようと考えた。
殺し屋である蝉の現場の行動がリアルに感じた。
また、自殺屋という稼業が実在するとは思えないが、威圧したり脅迫したりして、自殺に追い込む過程にもストーリーの流れのなかでなんとなく納得してしまう。
時折鯨の前に現れる被害者の亡霊が「人っていうのはいつだって死にたがっている」と言う。現実離れしているけれどもこの物語のなかでは不自然に感じないから不思議だ。
【登場人物】
- 主人公 鈴木
- <<令嬢>>の社長 寺原
- <<令嬢>>の社員 比与子
- 自殺屋 鯨
- 殺し屋 岩西、蝉
- 押し屋 槿(あさがお)