クラウドコンピューティング

第一章 サービス化 ソフトがネットへ溶けていく
・ソフトウエアは利用者がパッケージを買ってきてインストールしたりバージョンアップしたりするものではなく、ネット介して利用することが普通になってきている。
・ソフトは「ツール」というより「サービス」の形態で提供されるようになった。
・その基盤となっているのがブラウザーブラウザーの上で動く「ウェブアプリ」である。

第二章 ボーダーレス化 「iPhone」の革命
・アイフォーン、ブラックベリーに見られるような、携帯電話の「ネット端末化」
・ネット経由でデータを常に最新の状態に保つサービスの普及。
・同じような流れはゲーム機器や家電にも及んでいる。
・ネットの力を利用することで、すべての電子機器がコンピュータ化し、パソコンと同じような「サービス」を利用できるようになってきている。

第三章 オンライン化 すべたがネット(雲)の向こうに
・Gメールなどウェブアプリの発展で、「データはリモートに置き、ローカルではブラウザを操作するだけ」というパソコンの使い方が普及し始めた。
・写真データをネット上に置き、簡単に共有したり、管理したりするオンラインサービスが増えている。
・ネット上にデータを「保管」することで、パソコンと携帯電話、家電などの機器の違い、OSの違いといった「壁」が取り払われ、好きな場所で好きな機器から、情報を利用できるようになる。
マイクロソフトもこのような流れを先導しつつある。
・このような「壁のない世界」を企業向けとして先行して実現したのがクラウドの先進企業といわれるセールスフォース・ドットコムだ。