まぐだら屋のマリア

キリスト教新約聖書に出てくる人物や地名が出てくる。
訳ありで都会を逃げ出した若者が尽果のバス停留所近くの定食屋「まぐだら屋」に集まって来て、マリアに受け止められるというお話。

主な登場人物:
及川 紫紋・・・神楽坂の料亭「吟遊」の従業員。(シモン)
浅川 悠太・・・神楽坂の料亭「吟遊」の従業員。紫紋の後輩
早乙女 晴香・・・神楽坂の料亭「吟遊」の仲居。
湯田 真・・・神楽坂の料亭「吟遊」の料理長。(ユダ)
有馬りあ・・・通称マリア。地塩村尽果の「まぐだら屋」の雇われ経営者。
住吉 克夫・・・尽果の漁師
桐江・・・「まぐだら屋」の女将
丸弧・・・尽果に流れ着いた若者(マルコの福音書
与羽・・・元高校の数学教師(ヨハネ
杏奈・・・与羽の妻
花南・・・与羽の娘
名戯寺・・・尽果の寺(ナザレ)

(注)イエスとその弟子十二使徒
エスは、西暦28年頃に、当時、神の国の到来と悔い改めを説教する洗礼者ヨハネから洗礼を受けて、ガリラヤ地方を中心として布教活動を開始する。
イエス・キリストに側近の弟子として仕え、原始キリスト教の布教活動を精力的に行った12人の人物を『十二使徒』と呼ぶ。
十二使徒とは、ペテロ・アンデレ・ヤコブヨハネ・ピリポ・パルトロマイ・トマス・マタイ・アルバヨの子ヤコブ・タダイ(ユダ)・シモン・イスカリオテのユダ