村上海賊の娘 下巻

木津川合戦の前は、村上海賊の戦略による戦の引き伸ばしが延々と続く。
景姫が単騎打って出てからは、スケールの大きな活劇になって、次からつぎへと戦況が入れ替わり息をつく暇がない。活劇のシーンは一気に読まないともったいない気がした。

忍びの国」、「小太郎の左腕」もよかった。次の作品も楽しみだ。