北アルプス 高天ヶ原、赤牛岳

北アルプス5泊6日 高天ヶ原、赤牛岳



  • 2017年9月22日(金)〜27日(水)
  • 入山、下山口:新穂高温泉

行動記録:
■9/22(金) 晴れ 夜間に一時雨

■9/23(土) 晴れ

  • ワサビ平小屋TS(5:00)--秩父沢(6:20,6:30)--シシウド平(7:35,7:40)--鏡平小屋(8:30,8:50)--弓折岳分岐(9:40,9:50)--双六小屋(10:50,11:20)--双六岳(12:30,12:40)--三俣蓮華岳(13:50,14:00)--三俣山荘TS(14:50)
  • 朝食:インスタントラーメン、コーヒー 昼食:双六小屋の中華丼(1000円)

双六小屋から三俣山荘へのルートには、(1)双六岳・三俣蓮華岳の縦走 (2)中道 (3)巻き道 がある。双六岳の山頂に立ってみたかったので(1)を歩いたが、縦走路だけあってアップダウンが多く時間がかかった。帰路は巻き道を使った。

■9/24(日) 晴れ

  • 三俣山荘TS(7:00)--黒部源流(7:30)--岩苔乗越(8:45,8:50)--祖父岳(9:35,9:50)--雲ノ平山荘(11:10,11:40)--高天ヶ原峠(13:25,13:35)--高天ヶ原山荘(14:20,14:30)--高天ヶ原温泉(14:50,16:00)--高天ヶ原山荘(16:20)
  • 朝食:インスタントラーメン、昼食:雲ノ平山荘のカレーライス(1100円)、夕食:タイグリーンカレー風スパゲッティ、さつま揚げ

祖父岳は雲ノ平の中の一番高い場所なので、景色が素晴らしい。人が少なく静かだ。
高天ヶ原山荘で宿泊手続きを済ませて、温泉へ下ったとき3-4名入浴中。10mほど上流の小さな湯はぬるめ、大きな湯は熱めの湯加減だ。橋を渡ると囲いのある男湯、女湯がある。
高天ヶ原山荘はランプの宿で有名だ。夕食が終わると客室に1つ、受付、トイレのランプを残してすべて消えた。

■9/25(月) 晴れ

  • 高天ヶ原山荘(5:00)--高天ヶ原温泉(5:25)--温泉沢ノ頭(8:20,8:30)--赤牛岳(10:25,10:55)--温泉沢ノ頭(12:50,12:55)--高天ヶ原温泉(15:20,15:40)--高天ヶ原山荘(16:00)
  • 朝食:インスタントラーメン、コーヒー 昼食:小屋の弁当 夕食:小屋の夕食

泉沢を登るルートは、赤ペンキのマークが随所にある。渡渉点が10か所くらいあるものの、赤ペンキの指示通りに通過できる。右側に回ってしばらく進むと左側にロープが下がっているところが尾根に出るポイントだ。ここも大きな赤文字の表示がありまず見失うことはない。樹林の急登を通過するとザレた滑りやすい急坂だ。
泉沢ノ頭に出ると視界が開け白馬方面、槍ヶ岳笠ヶ岳も見える縦走路となる。登ってきた方向には高天ヶ原全体、すこし離れて水晶池も見える。赤牛岳山頂からは期待通りの景色を楽しんだ。黒部湖が眼下にある。北アルプスの有名な山がすべて見えるのではないか。
水晶岳方面から温泉沢を下って高天ヶ原へ下る人は何人かいたが、赤牛岳の往復では1人しか会わなかった。途中、広い稜線で休憩しているとき、登山道の100-150mほど先にクマを見つけた。向こうがこちらに気づいたようで、温泉沢方向の谷に逃げて行った。

■9/26(火) 晴れ

  • 高天ヶ原山荘(6:25)--水晶池(7:25,7:35)--岩苔乗越(9:50)--ワリモ北分岐(10:05,10:10)--鷲羽岳(11:15,11:20)--三俣山荘(12:20,12:50)--双六小屋TS(15:30)
  • 朝食:小屋の朝食 昼食:三俣山荘のカレーライス(1100円)、夕食:明太子スパゲッティ、魚肉ソーセージ焼き

水晶池までコースタイムは50分のところ70分かかった。朝方で霜が降りて白っぽい草に囲まれて、水晶岳の姿が池にくっきり映っていた。人がいなくて静かな良いところだ。岩苔乗越までの登り道は予想よりきつくなく、歩きやすかった。

■9/27(水) 晴れ

鏡池で逆さ槍が見られた。登山者が大勢写真に収めていた。
下山後に温泉に入る時間を確保するため、早めに下山開始。新穂高ロープウェイ近くの中崎山荘の日帰り入浴が休館日であったので、平湯までバスで出て、BC3階の温泉(600円)に入った。
高山BCで名古屋行きバスの時間を18:00発から15:00発に変更して、早く帰宅できた。